ほぼ一気に読んでしまったのですが、ウガヤ朝に関する説は初耳でしたので、とても興味深かったです。
上古代については皇統譜として、磯原の竹内文献とウヱツフミ以外には詳しく述べられている書が殆どないので、こちらも大きな参考にする事が出来ました。
キリスト伝承については、かなりの部分で同様な伝承が残っているところに驚きを感じました。
神武天皇の金印についての説はそうなのかもしれないと思いました。
欠史八代については、その殆どを『旧事紀訓解』の上・中・下の中巻の天皇本紀の方でも存じておりましたので、全く疑う余地がありませんでした。
手研耳命については生きていたかもしれないという新たな説を知る事が出来ました。
とても分かりやすくて疑問も殆どありませんでしたが、 強いて申し上げるなら、竹内氏の口傳による説明と木村さんの詳細に渉る優れた説明が、太字と細字みたいな感じで切り分けられていることにより、
本書の意義が際立って良いように感じます。ある意味今一番興味の高かった
文書だったのかもしれませんね。
木村さんの読ませる力が高いというのも
理由だと思います。
竹内宿禰と探る日本古代史の謎 - シドニー浜
2007/01/29(Mon) 19:53の掲示板掲載記事より
とうとう禁断の扉を開いてしまいました。
この本の中身は南朝秘話で埋め尽くされているのかと思いきや、むしろ茨城の竹内文献との比較による違いがクローズアップされていると言った方が正しいかもしれません。
代表的なトピックスとしては、
・ウガヤ朝は無かった
・キリスト来日の伝説はあった
しかし日本では死んでいない(アメリカで死亡)
・神武天皇が金印を貰った
・欠史八代の事蹟について
・武内宿禰は一人では無い
などのような話が満載されています。
茨城の竹内文献と、南朝の竹内文献には明らかな共通点が
見られる事がよく分かりました。
この本は古代史、特に古史古伝の一つとしては必読の書であることを付け加えておきたいと思います。
シドニー浜様(竹内宿禰と探る日本古代史の謎購入)
それから、読者の感想のページ見ました。
ボタン等も配置されていて、とても凝った演出に感動致しました。
今後とも木村さんの日本歴史研究所の発展をお祈り申し上げます。
//////////////////////////////////////////////////////////////
もちろん速読をしているわけではなくて、
本当に面白かったので、そういう本は早く読めます。
もちろん今後も資料として何度もひっくり返すのは
いうまでもありません。
逆にいまいち要点が掴みきれないような本は、
ページ数がさほどでなくても何ヵ月もかかっても読み切れません。ある意味今一番興味の高かった文書だったのかもしれませんね。
木村さんの読ませる力が高いというのも理由だと思います。
ではどうもありがとうございます。
シドニー浜様
日本歴史研究所の『竹内宿禰と語る日本書紀(やまとふみ)』 - 産地直送いけいけ!スーさん
2007/08/15(Wed) 11:11
スーさんのプチ読書報告。
この場合の竹内宿禰とは、正統竹内家73世・竹内睦泰氏を指している。
タイトルから察するに、日本歴史研究所の所長と睦泰氏の対談形式になっている本かと思いきや、そうではなかった。笑。
本書において竹内睦泰氏の発言を受け、日本歴史研究所の所長がその史的考察を行っている。メインとなるものは天皇の在位年数・日本書紀の年号問題であるが、磯原の竹内家との意見の違いについても種種考察を行っている。
そして磯原の竹内家は歴史的な裏付けが取れない内容が多いが、竹内睦泰氏の意見は追認できる歴史的事実があることを数々挙げている。そのことにより、正統竹内家の方に采配を挙げているようだ。
過去においては資料が磯原の竹内家しかなかったが、新たな資料が現れた現時点において、過去の研究に囚われることをやぶさかとしない柔軟な姿勢をみせていることは、研究者として大切なことであり、素晴らしい姿勢であると思う。
あっぱれ日本歴史研究所!! ビバ日本歴史研究所!! 笑。
竹内を研究するものにとって、本書は必読書として強く推す。
そのことにより、竹内睦泰氏の発言内容がすべて正しいとするものでも勿論ない。
シドニー浜さんのおっしゃるように、睦泰氏は多くのジレンマを抱え、その微妙な立ち位置において自らの発言を成り立せているのでしょう。
ストレートに口伝を発表すると、磯原の竹内家
と同一視されかねないという危惧の念を抱いているのだろう。
そのために常識とされる現在の史学を踏まえて、口伝を一度は疑ってみる姿勢を見せているのではないか。
立証できる内容があまりにも少ないのがジレンマの原因か?
竹内文書の歴史観は常識では否定される。古神道家たちは竹内文書を否定しながらも、日本に超古代文明が栄えていたこと、古大陸の存在などを挙げている。
それだけであるならば皇室中心の国体信仰・日本的狂気と揶揄されかねないが、アメリカ人やオーストラリア人などからも竹内文書の歴史観に通底する発言内容があるのであるから、一考を要する問題なのである。
くぅ〜、こうなったら神山様(日本歴史研究所の読者)を上回る日本歴史研究所の読者になってやる!!!!! 爆笑。